イケメン弁護士の求愛宣言!
「えっ⁉︎ そのつもりでしたけど、でも歩くとだいぶ距離がありますよ? さすがに申し訳ないです……」

車で送ってもらうだけでも申し訳ないのに、徒歩でなんてあり得ない。

ここは丁重にお断りしようと思ったのに、真斗さんは構わず歩いていく。

それにつられる形で、私も足が進んでいた。

「申し訳なくないよ。もちろん、由依子ちゃんが迷惑でなければだけど。オレは、一分でも長く由依子ちゃんと一緒にいたいから」

「真斗さん……」

その言葉に、胸がキュンと高鳴っていく。

少し前までは、このあとも真斗さんと一緒にいたいのか、よく分からなかった。

だけど、今は素直に思える……。

「私も、もう少し一緒にいたいです」

もっとたくさん、真斗さんを知りたいと思ってしまっている。

恥ずかしさを隠しながらチラリと彼を見上げると、優しく微笑んでくれた。
< 102 / 301 >

この作品をシェア

pagetop