ウェディングロマンス~誓いのキスはふたりきりで~
一緒にマンションを出て、一緒に満員電車に詰め込まれた。
そして向かう先は同じオフィスビル。
最寄りの駅から、一本道。
たくさんのサラリーマンやOLの群れの中に混じって、響さんと並んで歩きながら、時折短い会話をする。
私のペースに合わせてくれている響さんを、何人もの行員が声を掛けながら追い抜いて行く。
見送る背中の大多数が、隣を歩く私をチラッと振り返る。
また新しい噂のネタになりそうだな、と思ったけど、響さんが足を急がせないから、私もただその隣を歩き続けた。
通用口で行員証を提示して、中に入る。
低層階のエレベーターに一緒に並んで乗り込んだ。
響さんは三階で降りて行く。
七階まで行く私を軽く振り返って、じゃ、と短い言葉を掛けてくれた。
はい、と返事をして、少しだけ頭を下げる。
狭いエレベーターの中で、残った私にはやっぱり好奇の視線が向けられる。
私は階数表示を眺めながら、気にしないようにやり過ごした。
そして向かう先は同じオフィスビル。
最寄りの駅から、一本道。
たくさんのサラリーマンやOLの群れの中に混じって、響さんと並んで歩きながら、時折短い会話をする。
私のペースに合わせてくれている響さんを、何人もの行員が声を掛けながら追い抜いて行く。
見送る背中の大多数が、隣を歩く私をチラッと振り返る。
また新しい噂のネタになりそうだな、と思ったけど、響さんが足を急がせないから、私もただその隣を歩き続けた。
通用口で行員証を提示して、中に入る。
低層階のエレベーターに一緒に並んで乗り込んだ。
響さんは三階で降りて行く。
七階まで行く私を軽く振り返って、じゃ、と短い言葉を掛けてくれた。
はい、と返事をして、少しだけ頭を下げる。
狭いエレベーターの中で、残った私にはやっぱり好奇の視線が向けられる。
私は階数表示を眺めながら、気にしないようにやり過ごした。