ウェディングロマンス~誓いのキスはふたりきりで~
社会人二年目の夏だった。
私はその時初めて単独でインタビュアーを任されて、怖いくらい緊張していた。
万全の準備をしたつもりだった。
なのに、充電式のレコーダーのバッテリーが劣化していて、作動しないってアクシデントに見舞われて、それだけで頭の中が真っ白になった。
しどろもどろになって、……私は響さんの言葉を書き留めるのに必死だった。
要領悪く、段取りもボロボロ。
忙しい仕事の合間に時間を取ってもらったのに、あんな失礼なインタビューになって……。
怒らせてしまう、と、私の緊張は更に増長して、何度も謝りながら、涙を堪えるのに精一杯だった。
でも響さんは、穏やかに私の仕事に付き合ってくれた。
私が書き留めやすいように、意識してゆっくり話してくれた。
少しでも緊張を解そうと、砕けた口調に徹してくれた。
行内でも有名人。女性から絶大な人気を誇る若きホープ。
派手で華やかで、私とは縁遠いタイプ。
正直なところ、私の中では、イケメンで有能でもチャラい男ってイメージが先行していた。
そんなイメージが、完全に覆った。
私はその時初めて単独でインタビュアーを任されて、怖いくらい緊張していた。
万全の準備をしたつもりだった。
なのに、充電式のレコーダーのバッテリーが劣化していて、作動しないってアクシデントに見舞われて、それだけで頭の中が真っ白になった。
しどろもどろになって、……私は響さんの言葉を書き留めるのに必死だった。
要領悪く、段取りもボロボロ。
忙しい仕事の合間に時間を取ってもらったのに、あんな失礼なインタビューになって……。
怒らせてしまう、と、私の緊張は更に増長して、何度も謝りながら、涙を堪えるのに精一杯だった。
でも響さんは、穏やかに私の仕事に付き合ってくれた。
私が書き留めやすいように、意識してゆっくり話してくれた。
少しでも緊張を解そうと、砕けた口調に徹してくれた。
行内でも有名人。女性から絶大な人気を誇る若きホープ。
派手で華やかで、私とは縁遠いタイプ。
正直なところ、私の中では、イケメンで有能でもチャラい男ってイメージが先行していた。
そんなイメージが、完全に覆った。