ウェディングロマンス~誓いのキスはふたりきりで~
「気にしてないから、いいよ」
「……良くないんですっ!」
両手をテーブルに置いてそう声を上げる私を、響さんはキョトンとして見つめた。
真っ直ぐな視線を感じながら、私はただ俯いた。
「私が響さんに奥様として出来ること、このくらいしかなかったのに」
そう言いながら、唇を噛み締めた。
響さんは黙って私の言葉を待っている。
「立派な奥様になるって宣言したのに、情けないです」
そう言い切って、グッと顔を上げた。
揺るがない真っ直ぐな視線を受けて、つい、気持ちが揺れてしまう。
「……で、でも、言い訳すると、やっぱり恥ずかしくて……」
小さな声でしどろもどろになって呟くと、響さんはコーヒーを一口口に含んでからフッと笑った。
「やっぱり、脳内消去した方がいい?」
その言葉に、ただブンブンと首を縦に振った。
私の反応に、響さんは頬杖をついて目線をテレビに向けた。
「……まあ、俺も避けられ続けるのは嫌だし」
「よ、良かった!」
ホッとして顔を上げると、意地悪な瞳が真っ直ぐ私に向けられた。
「でも、出来るか出来ないかは約束しない」
「えっ……」
「……良くないんですっ!」
両手をテーブルに置いてそう声を上げる私を、響さんはキョトンとして見つめた。
真っ直ぐな視線を感じながら、私はただ俯いた。
「私が響さんに奥様として出来ること、このくらいしかなかったのに」
そう言いながら、唇を噛み締めた。
響さんは黙って私の言葉を待っている。
「立派な奥様になるって宣言したのに、情けないです」
そう言い切って、グッと顔を上げた。
揺るがない真っ直ぐな視線を受けて、つい、気持ちが揺れてしまう。
「……で、でも、言い訳すると、やっぱり恥ずかしくて……」
小さな声でしどろもどろになって呟くと、響さんはコーヒーを一口口に含んでからフッと笑った。
「やっぱり、脳内消去した方がいい?」
その言葉に、ただブンブンと首を縦に振った。
私の反応に、響さんは頬杖をついて目線をテレビに向けた。
「……まあ、俺も避けられ続けるのは嫌だし」
「よ、良かった!」
ホッとして顔を上げると、意地悪な瞳が真っ直ぐ私に向けられた。
「でも、出来るか出来ないかは約束しない」
「えっ……」