ラブレッスン
私を変えていくって??




何を変えるっていうの?




しかも今、私の事…
名前で呼ばなかった??





言われた意味がわからず、ポカンとしてる私に、




後ろにあるお日様のような明るいニッコリとした笑顔で




とんでもない発言をした。





『俺が由宇さんを最高の女にしてあげるよ!!』












………最高の女って何?





でもとりあえず…





「…結構です。」





断っておかなくちゃいけない事だけはわかる。





なのに、






『それじゃ帰りに迎えにいくから!』





私のお断りなんてなかったことの様にさっさと屋上から出ていってしまった。






ちょっ…待って?





私の意見は?





ってかまた結城歩と会わなきゃならないの?






ぎゃあぎゃあ騒ぎそうな沢木さんが想像できて、屋上で一人頭を抱え込んでしまった。








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