理屈抜きの恋
「具合が悪いわけではないのか?もしかしてさっきの女性に何か言われたのか?」

急に私の身体を離し、眉間に皺を寄せた副社長に急いで訂正する。

「真美ちゃんは悪くないです!悪いのは私…。」

まるで理解出来ないような発言を繰り返しているのに、副社長はそこには触れず、黙ってまた私の身体を抱き締めてくれた。

「今日、仕事が終わったら飯食いに行かないか?」

「え?」

「美味いものを食わしてやる。」

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