理屈抜きの恋
3年前。
ようやく仕事に慣れてきた頃、どこからともなく浮上した噂が私の耳に届いた。
『外村さんが神野さんのこと、好きだって。』
外村さんというのは最上くんの先輩で、当時営業部のエースだった5歳年上の男性。
業務以外に接点がなかったから、そんな噂を聞いても初めは大して気にしていなかった。
でも、外村さんの方はそうではなくて、総務部に足を運ぶ度、話し掛けられ、食事に誘われた。
それを見ていた噂好きの女性陣がさらに噂を広め、外村さんが人気者であったがために噂はあっという間に広まった。
上層部の方たちにまで『外村くんと付き合っているのかい?仲人やろうか?』などと言われた時には正直驚いた。
告白もされていないのに、噂だけが独り歩きする状況に困惑し、真美ちゃんに相談すると「撫子も外村さんも人気者だから」と。
「そんなことない。」と言っても「またまた~」と相手にして貰えず、結局、噂なんか気にしなければ良い、ということで落ち着いた。
ようやく仕事に慣れてきた頃、どこからともなく浮上した噂が私の耳に届いた。
『外村さんが神野さんのこと、好きだって。』
外村さんというのは最上くんの先輩で、当時営業部のエースだった5歳年上の男性。
業務以外に接点がなかったから、そんな噂を聞いても初めは大して気にしていなかった。
でも、外村さんの方はそうではなくて、総務部に足を運ぶ度、話し掛けられ、食事に誘われた。
それを見ていた噂好きの女性陣がさらに噂を広め、外村さんが人気者であったがために噂はあっという間に広まった。
上層部の方たちにまで『外村くんと付き合っているのかい?仲人やろうか?』などと言われた時には正直驚いた。
告白もされていないのに、噂だけが独り歩きする状況に困惑し、真美ちゃんに相談すると「撫子も外村さんも人気者だから」と。
「そんなことない。」と言っても「またまた~」と相手にして貰えず、結局、噂なんか気にしなければ良い、ということで落ち着いた。