理屈抜きの恋
黙っていると、それが答えだと理解してくれた。
「まあいい。とりあえず今日のところはこれで引き下がる。周りの視線もうざいし。でも、君のことを認めたわけではないからな。そこ、しっかり覚えておけよ。それじゃな。せいぜい婚活パーティー頑張れ。」
婚活パーティー?
今、婚活パーティーって言った?
どういう意味でそう言ったのか顔色を伺うために見上げると、視線に気が付いた男性は「何だよ、その目は?」と言わんばかりに不機嫌そうに顔を歪めた。
「言いたいことがあるなら言え。」
真顔の男性が放った低く冷徹そうな声色に、不穏な空気を悟った周りにいた女性陣が散っていくのが視界の端に映り込んだ。
もっとも、今はそんなことどうでもいい。
最後の一言がどうしても聞き捨てならない。
その前の部分にだって聞きたいことは山ほどあるけど、今の言葉はパーティー内容を把握せずにここにいるということになる。
いや、知っていてあえて言ったのだとしたらそれこそおかしい。
納得いかない。
「今日は私の大事な人の大切な記念日です。婚活パーティーではありません。披露パーティーです。そこ、勘違いしないで下さい。」
「へえ。婚活パーティーが下で、披露宴が上、みたいな言い方だな?それって差別じゃないか?」
上げ足を取るような言い方に怒りがこみ上げてくる。
「まあいい。とりあえず今日のところはこれで引き下がる。周りの視線もうざいし。でも、君のことを認めたわけではないからな。そこ、しっかり覚えておけよ。それじゃな。せいぜい婚活パーティー頑張れ。」
婚活パーティー?
今、婚活パーティーって言った?
どういう意味でそう言ったのか顔色を伺うために見上げると、視線に気が付いた男性は「何だよ、その目は?」と言わんばかりに不機嫌そうに顔を歪めた。
「言いたいことがあるなら言え。」
真顔の男性が放った低く冷徹そうな声色に、不穏な空気を悟った周りにいた女性陣が散っていくのが視界の端に映り込んだ。
もっとも、今はそんなことどうでもいい。
最後の一言がどうしても聞き捨てならない。
その前の部分にだって聞きたいことは山ほどあるけど、今の言葉はパーティー内容を把握せずにここにいるということになる。
いや、知っていてあえて言ったのだとしたらそれこそおかしい。
納得いかない。
「今日は私の大事な人の大切な記念日です。婚活パーティーではありません。披露パーティーです。そこ、勘違いしないで下さい。」
「へえ。婚活パーティーが下で、披露宴が上、みたいな言い方だな?それって差別じゃないか?」
上げ足を取るような言い方に怒りがこみ上げてくる。