恋した責任、取ってください。
「ほんで、この目つきが怖い奴がシューティング・ガードの佐藤爽助。スリーポイントが得意で、ここぞってときにいい仕事をしてくれるブルスタの得点源。目つきはアレだけど、名前の通り、爽やかに助けてくれるいい奴だよ」
「……どうも」
「あ、天沢と申します……」
紹介のされ方が気に入らなかったのだろうか、切れ長の目で射抜くように見つめられると、こちらの気持ちや考えが全部見透かされているような感覚になって背筋がひんやり凍ってくる。
言葉数もあまり多くはないようで、微妙に怖い。
佐藤爽助--SG。
身長181cm、25歳、B型、誕生日は6月30日、高浜さんと同じくブルスタには大卒ルーキーで加入し、今年で4年目。チームでは若手だがバスケ歴は長く、小学校のミニバスから。
あだ名はフローズンアイ、すなわち凍った目……って、爽やかじゃないよ!普通に怖いよ!
「で、ブルスタの主力メンバーの最後の一人が外国人プレイヤーのルイス・ハーフ。ゲイね」
「ハロ~、おチビちゃん。引退したらゲイバー開くのがマイ・ドリームなの!だからジャパニーズいっぱいスタディーしたのよぉ~」
「……そ、それは素敵な夢をお持ちで」
黒人ドレッドのルイスさんは、がたいが大きく一見すると強面で迫力満点だけど、口調がオネエだからか、思ったほど威圧感はない。
外国人らしくハグで初対面の挨拶をされたけれど、あまり戸惑わずに私もハグで返せた。
ルイス・ハーフ--F。
柔軟なプレイを求められる万能的ポジションのスモール・フォワードと、高浜さんのようなパワー・フォワードを兼任する大型フォワード。
身長207cm、アメリカ出身の31歳、誕生日は11月24日、O型、日本語が堪能で、とにかくフランク。引退後の夢はゲイバーを開くこと。