生贄投票
「早苗と妃佳里もしたほうがいいよ」


「えっ、でも……」


「だって、あの投票画面来なくなるよ」


「えっ……」


「私昨日、あの画面来なかったもん」


真剣な顔で訴えてくる華音。


妃佳里と早苗は、また顔を見合わせた。


「どうかしたの?」


華音が不安げな顔をする。


「みんなだよ」


「え?」


早苗はこの先を言うのが、可哀想で苦しかった。
< 344 / 827 >

この作品をシェア

pagetop