生贄投票
「教えて」


「うん。いいけど……今から行くの?」


「だって心配なんだもん」


栞は泣きそうな顔で答える。


「住所が分かるから、それを言うよ」


「うんお願い」


栞は明里のデータを呼び出して、真紀から聞いた住所を打ち込んだ。


住所が分かればマップのアプリで探すことが出来る。

栞はメールやLineが中心になっているから、年賀状を送ることもなく、住所まで登録していなかったのだ。
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