生贄投票
「じゃあオマエか!」


「は?」


「確かに今治の脳ミソじゃ、こんなの作れないだろうけど、オマエならこんなプログラム、楽勝で作れるんじゃねぇの?」


「何言ってるんだオマエ」


修太が睨んだ。


「何で俺がそんなことしなきゃならねぇんだよ!」


「そんなの知るか! こっちが聞きてぇよ。だけどオマエが犯人なら、すべての辻褄が合うじゃねぇか」


「何だと!」


「だいたい今治だけ投票対象にさせないなんて、オマエ以外に思いつかねぇだろ」


「は? 何でだよ」


「オマエが今治のことを好きなことは、クラスの全員が知ってるんだからよぉ」


将也がそう言った瞬間、美奈都はドキッとした。
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