生贄投票
「みんなお願い! 許しを請うを押して」


環奈はスマートホンを夢中で操作し始める。


昼食時間なのに、みんな食事が取りづらい状態になってしまった。


もちろん許しを請うという作業を、手伝うことに対して異論はないが、昼食時間は昼食時間としてちゃんととりたい。


でも、それを自分が言うことで、クラスメイトの反感を買ってしまったら、次の投票で選ばれてしまうかもしれない。


そう思うと誰も言い出せなかった。
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