生贄投票
「美姫は今、キックンともめた形になってるから、昨日の投票でも4票も入ってたでしょ」


「ああ、うん」


「だから私たちより生贄に一歩近いじゃない」


「そうだけど……だから?」


早苗が眉をしかめる。


「あっ、いいこと思いついた」


栞が目を輝かせた。


「えっ、何?」


真紀がすぐに食いつく。


「元1Bのメンバーの中心といえば、キックンとマサ坊とタマだったでしょ」


「うん。後はクドちゃんと俊ちゃんくらいかな」


「じゃあ次のターゲットはキックンにしよう」


栞がニヤリと微笑んだ。
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