生贄投票
「うわぁ~~寒い」


涼花が首をすくめる。


「昼間からここにいたから、そんなに厚着してなかったんだな」


「ああ、うん」


「じゃあこれ羽織れよ」


俊明はジャンバーを脱ぐと、その下に来ているベストを脱いで涼花にかける。


「おい」


「何だよ?」


「有り難う。惚れてもいいか?」


「そうだな」


俊明はクスッと笑った。
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