いい加減な恋のススメ



いきなり出てきたから吃驚した。


「リック先生幸澤先生のこと知ってるんですね」

「モチロンモチロン!Mr.幸澤とてもイイ人!」

「(どこがだ……)」


是非とも教えてほしいものだ。

ところでリック先生は何してるんですか?、と聞くと「天気がイイため、散歩デス!」と元気に返された。


「Mr.幸澤はとてもクール!」

「格好いいって?」

「ハイ!さっきもワタシを助けてくれマシタ」

「何かあったんですか?」


リック先生は私たちが座っている全治の前へとやって来ると手振り大きく先ほどの説明を始めた。


「ワタシ道ワカラナイ!Mr.幸澤が教えてくれマシタ」

「え、あの人が?」


そんなの面倒臭がるのが普通なのに、あの人にとっては。


「社会科準備室連れて行ってくれマシタ。とても優しい人。お仕事もくれマシタ」

「仕事?」

「ファイルを直してほしいと言われマシタ」


そこまで聞いて私は顔をしかめた。まって、何だか嫌な感じがするんだけど。
私はそんなことを考えながらも黙ってリック先生の話の続きを聞いた。


「Mr.幸澤、ワタシに道教えてくれるだけでなく、仕事もくれて、早く仕事に慣れるようにしてくれました!クール!ラストザムライ!」

「どう考えても仕事押し付けただけだと思うんだけどなぁ」


まぁ、リック先生が喜んでるならそれでいいんだけど。



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