あなたの優しさが…2
和かに笑いながら私を見る
「大東さん、もう少しできます」
美織さんは黙っている
「美織さん……大丈夫」
そう言って私は美織さんの手を取る
美織さんは少し涙目になっていた
美織さんは多分良くない事を考えている
だって……大東さんの子供を亡くし
大東さんの仕事の邪魔をした
私もたまに考えてしまう
けど、雅樹を信じたい
廊下から足音が聞こえる
走ってる……多分、大東さん
「じゃ…私行きますね」
そう言って病室を出ると
汗だくの大東さんがいた
私に一礼をし病室に入っていった