あなたの優しさが…2


雅樹の言葉通り
帰宅は日をまたぐ事が多くなり
帰ってこない日もあった。


けど、必ず帰ってくると私を求めてきた
私が寝ていても……


シャワーを必ず浴びてるけど
微かに臭う、血の臭い。


私を求める雅樹は
いつもの雅樹ではなく
少し乱暴で、がむしゃらで……

雅樹が何を抱えてるかわからない
けど、そのはけ口が私なら
私はそれでいい。

少しでも雅樹の役に立ちたいから。



それが数週間続いたある日


真夜中に帰ってきた雅樹
その日はいつもと違って静かだった

いつもはバスルームへ行き
真っ先に全てを洗い流す
それからリビングへ行き誰かに電話
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