あなたの優しさが…2
気になって、私は廊下に出た
「……ま……雅樹っ」
雅樹のスーツは切り切られ
至る所から血が出ている
もちろん、顔にも傷が……
「大丈夫?立てる?」
私が駆け寄ると、気がついたみたいで
『起こしたか、悪い』
そう言って起き上がる
私は雅樹を支えながらソファへ
ソファに座らせ、急いで救急箱を取りに行く
濡れたタオルと雅樹のシャツ
私が戻りと雅樹は敗れた服を脱いでいた
想像以上の切り傷
深い物はないにしろ
出ている血の量は半端ない