わがままなキッス☆ 【短編】

「惣太、早川君は女癖悪いって
言ってたよね。」


『…うん。』


沙織はちらっと僕の顔を見て
すぐ視線を地面に戻す。


「それには彼なりに
理由があったって言うか…」


女癖悪いのに
理由なんてあるのか?
沙織と早川が似てる?

僕は沙織の言葉の意味を
必死に考えた。
でも答えが見つからない。

そんな僕を見て沙織が口を開く。


「私も最近知ったんだけど
由里と早川君って幼なじみなの」


『えっ…』


そんな事全然知らなかった。
二人とも何も言わないから。


「早川君が小2の時
こっちに引っ越してきて
その時初めて喋ったのが
由里だったみたい。

早川君は由里に一目惚れして
その頃から
ずっと好きなんだって…。」


はっ!?ちょっと待て。
早川っていろいろ女の
噂たってたよな…。
彼女だって
僕が知ってるだけでも
4、5人いたと思うし…。



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