わがままなキッス☆ 【短編】
僕には理解出来なかった。
好きな子がいるのに
他に彼女つくれるなんて…
そんな僕の考えを読んでか
沙織は話しを続ける。
「早川君小学校の時
由里に告白したら
断られたって…
理由は覚えてないみたいけど。
でも諦められなくて
もしかしたら自分が
他の女の子と仲良くしてたら
やきもち妬いて
気にしてくれるかもって
思ったみたいで……」
そんなことってあるのか!?
僕は何も言葉が出なかった。
相手の気を引くのに
そんな回りくどい事するなんて…
でも……
何もしない僕よりマシか…
「由里、1年の時私に
ずっと好きな人がいるって
話してくれたの。
その人に素直に好きって
言えなくて後悔してるって…」
由里ちゃんの言葉が頭をよぎる。
=誰かのものに
なってからじゃ遅いんだよ=
あれは僕と
由里ちゃん自身に
言った言葉だったのか…。
やっと話しが見えてきた。
*‥*‥*‥*‥*‥*‥*‥*
好きな子がいるのに
他に彼女つくれるなんて…
そんな僕の考えを読んでか
沙織は話しを続ける。
「早川君小学校の時
由里に告白したら
断られたって…
理由は覚えてないみたいけど。
でも諦められなくて
もしかしたら自分が
他の女の子と仲良くしてたら
やきもち妬いて
気にしてくれるかもって
思ったみたいで……」
そんなことってあるのか!?
僕は何も言葉が出なかった。
相手の気を引くのに
そんな回りくどい事するなんて…
でも……
何もしない僕よりマシか…
「由里、1年の時私に
ずっと好きな人がいるって
話してくれたの。
その人に素直に好きって
言えなくて後悔してるって…」
由里ちゃんの言葉が頭をよぎる。
=誰かのものに
なってからじゃ遅いんだよ=
あれは僕と
由里ちゃん自身に
言った言葉だったのか…。
やっと話しが見えてきた。
*‥*‥*‥*‥*‥*‥*‥*