蜉 蝣



だけど、

彼女の瞳を見ていると吸い込まれていきそうで…






悲しいことも辛いことも、

総てを忘れてしまうんだ。










『ねぇ薫くん、よかったら今日、ご飯食べにいかない?なんかこの間久しぶりに再会できたんだしさ・・・』

『えっ?あぁ、いいよ!じゃぁ学校終わったら校門で待ってて!』

『わかった!』







こんなにも事がスムーズに進んでいいのだろうか。

向こうから食事に誘われるなんて…



カモネギってヤツ!!?(笑)






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