院内恋愛(旧:恋の階段*タイトル変更しました)
リビングは初夏らしい日差しと焼きたてのパンの匂いがした。
時間は午前10時過ぎ。
こんなに寝たのは、本当に久しぶり。
テーブルには、パン屋さんの袋と、コンビニサラダ。近くにパン屋さんがあるのだろうか、買ってきてくれたのだろうか…。
カウンターキッチンの奥に蒼介がいた。
「コーヒーでいい?」
「はい、ありがとうございます。」
ソファの前のラグのクッション腰を下ろす。四角のテーブルに蒼介はいつもの定位置であろう、テレビが正面に見える位置。私は、90度横に。
「いただきます。」
ベーグルの弾力が心地いい。こんな風に、食事を美味しくて食べられるなんて、睡眠は大事だ。
「今日、夜勤なんだっけ?」
「はい。」
「やっぱり、敬語止めない?なんか、違和感ある。」
「ないですよ。会ったときから、ちゃんと敬語でしたよ。」
「そうだっけ。新人研修医と思われてた気がするけど。」
「思ってたとしても、お医者様だから、敬語でしたよ。」
「じゃあ、敬意が足りなかったんだな。」
「そんなことない!」
「ほら、敬語じゃなくていいって。プライベートな時間だし。」
「でも…」
「名前も呼び捨てで、決定。」
「えー…。」
こんな風にポンポン話せるのは、確かに楽しい。蒼介が、私に求めているのはこんな楽しい雰囲気で過ごせることなのだろうか…。
時間は午前10時過ぎ。
こんなに寝たのは、本当に久しぶり。
テーブルには、パン屋さんの袋と、コンビニサラダ。近くにパン屋さんがあるのだろうか、買ってきてくれたのだろうか…。
カウンターキッチンの奥に蒼介がいた。
「コーヒーでいい?」
「はい、ありがとうございます。」
ソファの前のラグのクッション腰を下ろす。四角のテーブルに蒼介はいつもの定位置であろう、テレビが正面に見える位置。私は、90度横に。
「いただきます。」
ベーグルの弾力が心地いい。こんな風に、食事を美味しくて食べられるなんて、睡眠は大事だ。
「今日、夜勤なんだっけ?」
「はい。」
「やっぱり、敬語止めない?なんか、違和感ある。」
「ないですよ。会ったときから、ちゃんと敬語でしたよ。」
「そうだっけ。新人研修医と思われてた気がするけど。」
「思ってたとしても、お医者様だから、敬語でしたよ。」
「じゃあ、敬意が足りなかったんだな。」
「そんなことない!」
「ほら、敬語じゃなくていいって。プライベートな時間だし。」
「でも…」
「名前も呼び捨てで、決定。」
「えー…。」
こんな風にポンポン話せるのは、確かに楽しい。蒼介が、私に求めているのはこんな楽しい雰囲気で過ごせることなのだろうか…。