甘いペットは男と化す
結局、次のレッスンは一日はさんで、2日後に予約を取った。
もちろん相内先生の指名で。
相内先生は、年が近そうなこともあるし、自分自身がなんだか妙な親近感がわいていた。
「さて……本屋にでも寄っていこうかな」
自分が何か資格がとれるものはないかと本屋に寄っては見たけど、これといってパっとひらめくものはなく、結局英文で書かれた『ロミオとジュリエット』を1冊だけ購入して帰ることにした。
これなら、物語も読めるし、自分で調べながら構文の勉強も出来そう。
「ダメだっ……もう集中力の限界っ……」
家に帰ってから、ひたすらさっき買った英文の小説を読みふけっていた。
もともと『ロミオとジュリエット』は内容は知っていたので、頭の中で想像しながら読むことが出来て英文もすらすらと頭の中に入っていく。
思った以上に、いい勉強になっているなと思った。
ガチャガチャッ……
「え?」
ふと、玄関のほうから慌ただしい物音が。
だけどそんなことをするのは一人くらいしかいなかったので、特に慌てず玄関に続くドアを見ていた。
「アカリっ」
「ケイ?」
そこに現れたのは、予想していた通りのケイだった。