穏やかと癒し・・・ときどき、あい・・・
「何食べる?」

今日は定時で上がり、加奈子とご飯を食べに行く。

加奈子には気持ちを伝えたことを言いたかったので、ちょうど良かったけど、なんで朝会ってすぐにわかったんだろう?

「咲希の恋を祝って、少し飲みたいな。大丈夫?」

と、加奈子が私に聞いてくる。

「いいよ。じゃ沖縄料理は?」

前に加奈子と行った沖縄料理美味しかった覚えがある。

「あっいいね。じゃ行こう」

会社から私の家と反対方向に歩いたところにある、お店に歩き始めた。

「恋人が出来た感想は?」

歩きながら、加奈子が楽しそうに聞いて来た。

「夢みたい」

「はぁ?完全に恋しちゃってるね」

「何よ。聞いたから答えたのに・・・」

「この数年の咲希からは考えられない言葉だなって思ってね。でも良かった。ホントに良かった」

と、加奈子は少し涙声になった。

「加奈子?」

「嬉しくって・・・さすが早川さんね」

二人は沖縄料理屋さんに入り、ビールと海ぶどうと他にそれぞれ食べたいものを頼み、ビールがきたところで乾杯した。

「咲希の恋に」

ジョッキを合わせた。

なんか恥ずかしいけど、加奈子が喜んでくれているのがわかる。

「なんで、気づいたの?」

と、加奈子に聞いてみた。

「なんとなくね。先週までとは違う二人の雰囲気」

「よくわからない」

「わからなくていいの。それは他人が感じるものだから」

運ばれてきた料理を食べながら、加奈子はそう言った。






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