穏やかと癒し・・・ときどき、あい・・・
土曜日。
あっという間に過ぎていった平日の5日間。
孝徳とは朝の挨拶の内線のみ。
偶然会うことも顔を合わせることもなかった。
加奈子が実家まで慎吾君がわざわざ送ってくれたらしく直接来てくれた。
「私しかいないから、どうぞ」
リビングに案内した。
「お兄さんは?」
「仕事みたい。なに飲む?」
「じゃコーヒーで、咲希の好きなものたくさん買ってきたの。一緒に食べよう」
「ありがとう。ソファーに座ってて」
私はコーヒーを入れにキッチンに向かう。
「ねぇ、早川さんに会った?」
加奈子はソファーに座らずにキッチンのカウンターに座った。
「会ってない。声は聞いてたけど」
「声?」
「毎日、朝の挨拶に内線くれたから」
「そうなんだ。早川さんらしいわね」
「孝徳らしい?」
「そう。早川さんの心は揺るがないね」
揺るがない・・・
私は揺らいでる・・・
「私は揺らいでるかな?」
「咲希は揺らいでるって自分で思ってるんでしょう?」
「揺らいでる・・・私は孝徳を信じられなかったから・・・」
「それは仕組まれたことでしょう?」
「信じていたら、鵜呑みにしたりしないよね?」
「そうかな?」
「そうよ。水沢真由美さんに言われたことに私はそうなんだ。って思うことがあったのよね」
「咲希はどうしたいの?このまま、早川さんと離れるの?」
私は顔を上げた。
「離れたくない」
「じゃ答えは決まってるじゃない?」
「そんな簡単じゃない」
「簡単でしょう?何をそんなに悩んでるの?咲希は早川さんが好き。離れたくない。それでいいんじゃないの?」
「孝徳を信じられなかった・・・」
「だからそれは、しょうがないから自分を許してあげたら?早川さんは信じてくれなかったなんて言う人じゃないでしょう?」
「そうだけど・・・」
コーヒーをマグカップに注ぎ、加奈子とソファーへと向かう。
あっという間に過ぎていった平日の5日間。
孝徳とは朝の挨拶の内線のみ。
偶然会うことも顔を合わせることもなかった。
加奈子が実家まで慎吾君がわざわざ送ってくれたらしく直接来てくれた。
「私しかいないから、どうぞ」
リビングに案内した。
「お兄さんは?」
「仕事みたい。なに飲む?」
「じゃコーヒーで、咲希の好きなものたくさん買ってきたの。一緒に食べよう」
「ありがとう。ソファーに座ってて」
私はコーヒーを入れにキッチンに向かう。
「ねぇ、早川さんに会った?」
加奈子はソファーに座らずにキッチンのカウンターに座った。
「会ってない。声は聞いてたけど」
「声?」
「毎日、朝の挨拶に内線くれたから」
「そうなんだ。早川さんらしいわね」
「孝徳らしい?」
「そう。早川さんの心は揺るがないね」
揺るがない・・・
私は揺らいでる・・・
「私は揺らいでるかな?」
「咲希は揺らいでるって自分で思ってるんでしょう?」
「揺らいでる・・・私は孝徳を信じられなかったから・・・」
「それは仕組まれたことでしょう?」
「信じていたら、鵜呑みにしたりしないよね?」
「そうかな?」
「そうよ。水沢真由美さんに言われたことに私はそうなんだ。って思うことがあったのよね」
「咲希はどうしたいの?このまま、早川さんと離れるの?」
私は顔を上げた。
「離れたくない」
「じゃ答えは決まってるじゃない?」
「そんな簡単じゃない」
「簡単でしょう?何をそんなに悩んでるの?咲希は早川さんが好き。離れたくない。それでいいんじゃないの?」
「孝徳を信じられなかった・・・」
「だからそれは、しょうがないから自分を許してあげたら?早川さんは信じてくれなかったなんて言う人じゃないでしょう?」
「そうだけど・・・」
コーヒーをマグカップに注ぎ、加奈子とソファーへと向かう。