穏やかと癒し・・・ときどき、あい・・・
「隠しとく必要なくない?それに俺、結構むかついてるけど?」

「わかってる。悪かった。明日にでも連絡しようと思ってたんだ」

「ホントかよ」

「ホントだよ。急に決めたんだ。お互いの両親に会って、顔合わせして、それで入籍して咲希の引っ越しもまだ終わってないしバタバタしてた。ごめん」

「それならしょうがねぇけど・・・急に決めたって・・・孝徳が急いだんだろう?」

「なんだよ」

「なんとなく想像つく。一緒にいるには結婚って考えたんだ」

「ええっ?そんなの同棲でよくない?」

「同棲じゃダメだったんだよ。なぁ?『俺のものにしたい』って強く思ったんじゃないの?」

竜二さんは面白がって孝徳をからかっていた。

私はそのやり取りをただ聞いていた。

前にも思ったけど、竜二さんと麻里子と一緒にいる時の孝徳は男の子。

いつも私を守ってくれるし、大人な感じだけど、二人といるとなんかかわいい。

「うるさいよ」

と、言ってる顔がとてもかわいらしい。

「で、さっき言ってた順調が聞いて呆れるの意味は?」

麻里子が冷静にその意味教えてもらってないって感じで聞いた。

確かにどういう意味だろう?

「後で教えてやる。ここでこれ以上孝徳からかったら拗ねそうだから・・・」

と、竜二さんは笑いを我慢できない感じでいる。

「どういう意味?」

と、私が首を傾げて孝徳を見ると、

「後で教えてやる」

と、だけ言った。

なんか照れてる感じ?

なんだろう?


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