Love Place


「莉~茉!食堂くるなら誘ってくれればよかったのに。……ってどうしたの?そんな顔して」


「あ、朱里……。ごめん、今日私行けなくなった」


「あ、え、そうなの?別にいいんだけど」


「ごめんね、ありがとう……」


「え、ほんとにどうしたの!?」


「あのね……~」


そうして私は朱里に今までのことと、今日までのいきさつを朱里に話した。


すると。


「あの風間さんねぇ~。何もなかったらいいんだけど。」


「え?」


「ううん。まぁ、風間さんはそんな人じゃないだろうから。頑張ってね」


「わかった。ありがとう。じゃあまた来週ぐらいに改めて飲みに行かない?」


「うん、もちろん!」


朱里に話したら少し元気が出てきた。


本当に、今日で風間さんのことは決着をつけよう。


そう意気込んで、ご飯を食べて、また午後からの仕事に没頭した。


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