イジワル同期とルームシェア!?
『古町文さん、遊ばれちゃったご感想は?』


横に屈みこんだ青海が最高にムカツクお言葉を吐く。
マイクの代わりに突き出されたペットボトルを叩き落し、私は顔を歪めた。

たまらなく情けなく、とにかく泣けてくる。
私は膝を抱えわんわん泣いた。

私に残された当座の仕事は泣くことだけ。

勿論、銀座ど真ん中なわけで、周囲の視線が降り注ぐ。
泣きじゃくる私を引っ張って、青海が路地に入ったのは自衛のためだと思う。

路地の腰丈の車止めにお尻をひっかけ、青海が口を開いた。


『で、おまえ、どうすんの?』


『どうするも何も失恋したんだけど!どうにもできないっつうの!』


私はやり場の無い怒りと悲しみで、青海に食って掛かった。
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