イジワル同期とルームシェア!?
新橋駅に向かって歩きながら、LINEが入っていることに気付く。2分前、努くんからだ。
『今、会社。これから帰る』
努くんは今日、同期だけの営業研修で大阪出張だった。
遅くなると聞いていたから私も後輩の愚痴に付き合ってたんだけど、なんだ、思ったより早いじゃん。
『私もまだ新橋。一緒に帰ろ』
努くんからすぐにOKのスタンプが帰ってきた。
私はモヤモヤの気持ちが少し明るくなるのを感じる。
ゆりかもめの下の通路で待ち合わせると、努くんと一緒に青海が現れた。
「よ、金村・嫁、今日は旦那を待ってたのか?」
青海がヘラヘラと聞いてくる。
こいつがアデレードホテルの御曹司だったと知ったのは最近だけど、いまだに信じられない。あまりに“らしく”なさすぎて。
「ちょっとヤボ用よ。偶然帰りが一緒になったの」
あんたのせいでね。
いや、正確には青海のせいではない。
文のせいでも、渡辺のせいでもない。
恋愛なんてそんなもんだ。誰にも止められない流れというものは存在する。
もちろん、浮気や不倫にまでその論理を適応する気はないけど。
『今、会社。これから帰る』
努くんは今日、同期だけの営業研修で大阪出張だった。
遅くなると聞いていたから私も後輩の愚痴に付き合ってたんだけど、なんだ、思ったより早いじゃん。
『私もまだ新橋。一緒に帰ろ』
努くんからすぐにOKのスタンプが帰ってきた。
私はモヤモヤの気持ちが少し明るくなるのを感じる。
ゆりかもめの下の通路で待ち合わせると、努くんと一緒に青海が現れた。
「よ、金村・嫁、今日は旦那を待ってたのか?」
青海がヘラヘラと聞いてくる。
こいつがアデレードホテルの御曹司だったと知ったのは最近だけど、いまだに信じられない。あまりに“らしく”なさすぎて。
「ちょっとヤボ用よ。偶然帰りが一緒になったの」
あんたのせいでね。
いや、正確には青海のせいではない。
文のせいでも、渡辺のせいでもない。
恋愛なんてそんなもんだ。誰にも止められない流れというものは存在する。
もちろん、浮気や不倫にまでその論理を適応する気はないけど。