あなたの狂おしいほどの深い愛情で、もう一度恋ができました
毎年のことだけれど、会場内はカップルや家族連れでごった返していて、熱気でムンムンしている。
「どれから行く?」
笑顔で私が尋ねると、架くんはぐるりと見回して思案していた。
中華もあればイタリアンもある。多国籍料理も。
男性が好みそうなご当地ラーメンや、ビールに合いそうな唐揚げや餃子もあるから迷うのだろう。
「俺はなんでもいいよ。葉月おすすめのやつで」
いきなり連れてこられても、何がいいのかわからないのだろうと思った私は、架くんの腕を取ってあちこち連れまわした。
チヂミに餃子、塩ホルモン、ホタテ貝のバター醤油焼き、ご当地唐揚げなど、こまごまとしたものを買って、会場内に設置されていた椅子に腰を掛ける。
テーブルにそれらを並べている間に、架くんがビールを買ってきてくれて、すべてが整った。
「乾杯しよう?」
私が笑うと、架くんがあきれたようにクスッと笑った。
「あらためて、誕生日おめでとう」
「ありがとう」
「って、これじゃ居酒屋と同じだな。全然誕生日らしくない祝い方だ」
そう言われるとそうなのだけれど、暑い中、外で飲む冷たいビールは純粋においしい。
八月生まれで庶民的な私には、この祝い方が似合っていると思う。
「どれから行く?」
笑顔で私が尋ねると、架くんはぐるりと見回して思案していた。
中華もあればイタリアンもある。多国籍料理も。
男性が好みそうなご当地ラーメンや、ビールに合いそうな唐揚げや餃子もあるから迷うのだろう。
「俺はなんでもいいよ。葉月おすすめのやつで」
いきなり連れてこられても、何がいいのかわからないのだろうと思った私は、架くんの腕を取ってあちこち連れまわした。
チヂミに餃子、塩ホルモン、ホタテ貝のバター醤油焼き、ご当地唐揚げなど、こまごまとしたものを買って、会場内に設置されていた椅子に腰を掛ける。
テーブルにそれらを並べている間に、架くんがビールを買ってきてくれて、すべてが整った。
「乾杯しよう?」
私が笑うと、架くんがあきれたようにクスッと笑った。
「あらためて、誕生日おめでとう」
「ありがとう」
「って、これじゃ居酒屋と同じだな。全然誕生日らしくない祝い方だ」
そう言われるとそうなのだけれど、暑い中、外で飲む冷たいビールは純粋においしい。
八月生まれで庶民的な私には、この祝い方が似合っていると思う。