アリスには赤い薔薇を 猫には白兎の首を



「あれ?」


小さな砂利は
たくさんある


けれど大きめな
苔のついた石が
見当たらない



「さっきまで
石があったのに」


「この石?」


チェリシィはアリスの
瞳に映るように
手を持ち上げて
みせた。


その手には
もちろん
苔のついた
あの石。



「よく見て」



「?」






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