アリスには赤い薔薇を
猫には白兎の首を
指に激痛。
血が、赤い血が
流れ出る。
傷口がどくどくと
脈を打ち、熱い。
「いた…」
石が私の指を
咬んでいる。
ごりっと
嫌な音がした…
「アリスっ」
チェリシィは慌てて
私の指から石を
外し、自分の足で
踏んづけた。
<いて~よ
その足どけれ~>
「うるさい」
ガンとチェリシィは
再度石を踏みつける
<はなせ~よ
どけれ~どけれ~>
「見せて」
私の指からは
未だに血がでていて
よく見るとうっすら
白い肉が皮膚から
覗いていた……。