音ちゃんにお任せ



「疲れがたまっていたんでしょう。その上この暑さの中作業をし倒れたのが階段だったのが運が悪かったですね」

「あの、大丈夫なんでしょうか」

「全身打撲があるのと、左手首を捻挫していますが骨に異常はありません。頭を打っているようなので検査をしましたが、問題はないですね。ですが、念のため2日ほど入院した方がいいでしょう」

「ありがとうございました」




先生の話を聞き、私たちは一ノ瀬くんと病室まで向かった。
次期意識も戻ると言われ、私たちはそれまで病室で待つことにした。





「よかった・・・」

「うん。ほんと・・・、心配させやがって、バカ兄貴!」




二人とも、ホッとした様です。




「俺、バイト先の人に結果がわかったら電話してって言われてるから、電話してくる」

「はい」




そうして結斗くんが病室から出て行った。



「音ちゃん、結くんとなんかあったの?」




冬深ちゃんが小声で聞いてくる。



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