音ちゃんにお任せ
一ノ瀬くんは疲れのせいか結局目を覚まさず、琴心ちゃんを連れたままという事もあり一度みんな帰宅することになりました。
次の日、結斗くんと冬深ちゃんたちで病院に向かうことになりました。
私は、一ノ瀬くんの代わりにカフェに来ています。
「あの、よろしくお願いします」
「よろしく」
オーナーさんは、若い男の人のようです。
すらっと背の高いイケメンさんです。
一ノ瀬くんとは違うタイプのイケメンさんで、爽やかな雰囲気を醸し出しています。
「んー、君、地味だね」
「えっ、あ、す、すみません」
はっきりと告げられ、さすがにショックです。
いや、わかってることですが・・・。
「一応接客行だしねー。由紀子―」
「はい」
「この子、ちょっと店に出せるくらいにしてきて。1時間どうにか回すから」
由紀子さんと呼ばれた人は、歳は私と同じくらいでしょうか。
私を見て、一瞬目を見開いたような気がします。