幼なじみはアイドルの先輩
「函館と神戸へ遠出してたんでしょ?杏から聞いた」


「聞いてたんですか。仕事ですけど、軽い旅行気分です」


甘ったるい鳴き声が聞こえる。


さっきの野良猫が、トイレ前でうろうろしてる野良猫を標的にしてる。


人間が近くにいるんですが、興味すらありません。


「身体大丈夫?」


「もう慣れてますから」


「若いからね」


私らの興味は一旦野良猫2匹の結末だった。


徐々に距離が近づく。


標的の野良猫はようやく気づいた。


気づいたのを見計らったかのように、突進していった。


仲良くするのか!


…………期待したのもつかの間、逃げ足が早い早い。


諦めることなく後を追いかけていった。


< 1,371 / 2,020 >

この作品をシェア

pagetop