幼なじみはアイドルの先輩
「経営の話になるが、おかげさまで順調だが、手広くやっていかないとそのうち行き詰まる。杏ちゃんが我々の想像以上の働きをしてくれた。その道を易々と閉ざしたくはないんでね」


「儲け話は逃さないってか」


「当たり前だ。前にも言ったが、慈善事業でやってるわけではないよ。利益をあくまで追求する。食うためには仕方ないことだ」


最後の枝豆は桂木が横取りしていった。


「どんな子採用するか考えてるのか?」


「長くやってほしいから、中学生かな」


アイドルの王道な年齢層だ。


「よそのアイドルの子とは違う活動はしていくよ。その方が面白いしな」


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