SWEET LOVE*実話*
駅に着いたはいいけど、



やっぱり……


何にもデートプランをたてていなかったから行く場所がない。



「ごめん。新。あたしがデートのプランはたてずにブラブラした方がいいって言ったから…。行く場所ないよね。」


あたしは新に謝った。




「何でお前が謝るんだよ。とりあえずあのショッピングセンターに入ろうぜ。」



新は目の前にたっていたショッピングセンターのビルを指指した。




「そうだね。」



そう言って、あたしたちはビルの中に入った。



******


中に入ると、暖房独特のホコリっぽい匂い…でも暖かい空気があたしの体を包んだ。



お店には、最新の冬服がたくさん並べられていた。



「可愛いー!!」



思わず店頭に並べられていたケーブル柄の白いセーターを手にとった。

完全にあたしは自分の世界に入っていた。笑



「ご試着なさいますか?」



店員さんの声が耳に入る。

あたしはその時、自分の世界から一歩出る。



「あ…いえ。大丈夫です。」



(もうあたしのバカ!!今日はショッピングしに来たんじゃないじゃん!新をほったらかしにして…せっかくのデートなのに…!)



心の中の自分にバカバカ言ってると、




「ねえ…」


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