同・棲・同・盟!
相変わらずドキドキ鼓動は激しく高鳴っているけど、なぜか私の心は落ち着いてきた。
でもその時、日田さんの手が私の手と繋ぎ合わされて。

クスクス笑う日田さんの低い声に、やっぱりドキドキが・・・いや、私のトキメキが増していく。

「それとさ、試しもあったんだ」
「試し?ですか」
「ああ。おまえが俺から離れて平気なのか、試しに一晩離れてみろって。ま、仕置きも兼ねてな」
「ぐはっ。なんてキツイ・・・!」
「だよなぁ。結局俺は数時間でダメだったしな」

そう日田さんは言いながら、繋いでいた手をそっと離して、私の右手から腕まで、優しくなで上げた。
日田さんの指の動きの軌跡のように、私の腕に鳥肌が立っていく。
でも、私の体・・・熱い。

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