青空の下月夜に舞う 2

「私、バイクに乗れない……っ」


涙を流しながら、出た言葉に、またも笑われて。


「誰もお前にそんな事期待してねぇ」


響が一言呟くと、不良達の一人の携帯が鳴り、皆次々と腰を上げた。


涙を拭いて落ち着くと、お茶を私に渡してくれた裸女が

「麻衣ちゃんが使ってた部屋行こうか。みんな着替えたりするから。見たいならいいけど」

「いきます、行きますよ」



「麻衣ちゃんえっちー」とケタケタ笑いながら口にする皆を尻目に、廊下に出ると、思わず溜め息。

裸女の後ろ姿に続いて歩きながら、まだドキドキが止まらないでいた。
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