強引上司の恋の手ほどき
伝票の入力に集中しようとしたときに、電話を終えた課長から声がかかる。
「菅原が改良した経費精算書、使いやすいって営業から好評だって」
今月から私が提案して改良した新書式が経費の精算に使われていた。
「本当ですか……よかったです。これで少しでも事務仕事の煩雑さが減ればいんですが」
「営業から好評ってことは、他部署でもきっと大丈夫だ。よかったな」
ほんの小さなことだ。出来て当たり前と思われている裏方部門なだけに、こうやって褒めてもらえる機会は少ない。
「ありがとうございます」
嬉しくてついつい笑顔になってしまう。そんな私を見て課長もまた同じように笑っていた。
パソコンに向かうと、どんどんやる気が出てくる。
単純だと思うけれど、褒められると俄然張り切ってしまう。
やる気に満ちた私は、目の前の山のような伝票を猛スピードで処理しはじめたのだった。
「菅原が改良した経費精算書、使いやすいって営業から好評だって」
今月から私が提案して改良した新書式が経費の精算に使われていた。
「本当ですか……よかったです。これで少しでも事務仕事の煩雑さが減ればいんですが」
「営業から好評ってことは、他部署でもきっと大丈夫だ。よかったな」
ほんの小さなことだ。出来て当たり前と思われている裏方部門なだけに、こうやって褒めてもらえる機会は少ない。
「ありがとうございます」
嬉しくてついつい笑顔になってしまう。そんな私を見て課長もまた同じように笑っていた。
パソコンに向かうと、どんどんやる気が出てくる。
単純だと思うけれど、褒められると俄然張り切ってしまう。
やる気に満ちた私は、目の前の山のような伝票を猛スピードで処理しはじめたのだった。