黒猫が白猫を溺愛しています。~七夕の夜~




「黒さんの好きな食べ物はなんですか?」




「...……ない」




...……もっと気の利いたこと言えるだろ、僕。




「私の好きなのは甘いものぜ~んぶです!」




しろはひとりでずっと喋りつづける。




少しウザいなと思ったときもあるけど、嬉しかった。




……...でも今日だけだ。明日はいつもどおりひとりぼっち。




「黒さん!」




その次の日も、次の日も、次の日もしろは喋りかけてくれた。




でも友達じゃない。




「黒さん、どうしてみんなと遊ばないんですか?」
< 6 / 13 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop