新選組と最強子供剣士
僕は用事が無くなったので道場を出た。


もう外は夕日が輝く時間。


あ、そうだ、ちょっとのんびりしよう!


僕は藤堂さんの部屋に行き、部屋の中にとっておいた団子を持ち、もらったばかりの小太刀を腰にさす。


そして庭に出て、地面を蹴る。


そこから上手く屋根に登った。


おおー!いい景色!


綺麗に整備された道と建物。


木造の建物が夕日に照らされている。


綺麗だなぁ。


夕日は少し沈みかけている。


明日また見ようかな。


次はもうちょっと早い時間に。


屋根に座りお団子をそばに置く。


その内の一本を手に取って食べる。


うん、うまい。


うまいな。


‥‥‥‥いろんなことがあったな~


子供を助けたと思ったらタイムスリップして、
僕の身体は子供に戻ってて。


酔っ払いともめて追いかけられてたら斎藤さんと出会って。


そこから成り行きで新選組においてもらって。


‥‥‥今まで感じたないほどに幸せだ。


だけど、だけど‥‥‥


何かが違う。


僕は、こんな幸せは望んでいない。


これは少しの休息。


神様がくれた休息だ。


僕には‥‥‥僕には、目的がある。


そのために殺し屋になって、そのために生きてきたんだ。


だから、やっぱりここに、この時代に止まってはいられない。


ここは僕のいる時代じゃない。


甘えてはいけない。
< 120 / 416 >

この作品をシェア

pagetop