新選組と最強子供剣士
人を殺すための兵器。


そう、僕は‥‥‥


『剣壱』


ッ!!!!


不意に、名前を呼ぶ優しい声が頭に響いた。


ああ、嫌だな。


前から知っているじゃないか。


前から分かっていたじゃないか。


白は黒になれる。


だけど、黒は白になれない。


『剣壱』


僕の名前を呼んでくれる新選組の人達。


優しくて、呆れるほど綺麗だ。


同じ、同じ人を斬っているのに。


僕と何も変わらないのに!!


どうして、どうしてそんなに眩しい?


ああ、


「胸が、痛いよ」










*********************





‥‥‥‥うわぁ!恥ずかしい恥ずかしい!


朝になり、夜、自分の時間に浸ってた時のことを鮮明に思い出す。


ものすんごく中二くさかった気がするぅぅう!


ぬおぉぉぉぉぉぉお!!!!


「ふあぁ、隊長、おはようございます」


「あ、立、おはよう」


部屋の襖があき、まだ眠そうな立が登場。


うん、昨日のことは忘れよう。


それがいいそれがいい。


いやぁ、今日もいい朝だなぁ!


「あれ?もしかして徹夜ですか?」


「いや?ちょっとは寝たよ」
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