新選組と最強子供剣士
まだまだ夏の暑いは現在。


ああもう暑いったらありゃしない。


そんな中、只今僕は道場で斎藤さんと稽古をしています。


「はぁっ!」


「っ!」


ダンッ!バシバシッ!カン!


ああ、木刀でやる稽古はなんて楽しいんだろ。


「ハッ!」


「くっ!」


斎藤さん、何か強くなってね?


いや、本当に負けるかも‥‥‥‥


「うおぉ!」「はあぁ!」


一瞬の隙を両者逃さず、気づけば斎藤さんに木刀を弾き飛ばされていた。


マジか‥‥‥子供の姿とはいえ、負けた。


「ありがとうございました」
「ありがとうございました」


お互いに礼をする。


はぁ~疲れた。


最近、斎藤さんと稽古することが増えた。


試合を挑まれたり挑んだりして、今ではお互いの欠点も言えるほどに。


「今日は一勝四敗か」


最後のは完全に隙をつけれた。


体力的には斎藤さんの方が上だ。


スタミナつけないとなぁ。


井戸に行き、手拭いを濡らす。


よく絞り、汗を拭き取った。


「お前、本当にすごいよなぁ」


「七郎、どうしたの?」


「いや、あの斎藤さんに勝つんだぜ?自慢してもいいくらいだ」


「そうだなぁ‥‥‥あ、もう時間だ」


「どうしたんだ?」


「実は、今日新八さんの巡察に同行していいって言われたんだ。早くいかなくちゃ」


「巡察に!?危ないぞ!」
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