琥珀色の王太子様に愛されすぎて困ってます!


「では参りましょう。馬車へお乗り下さい」

用意された豪華な馬車。

普段乗っているボロい馬車とは格段に内装も乗り心地も違います。


私の向かいにはサイラス様。
乗り込むと、馬車はゆっくりと動き出しました。


・・・王太子殿下様は逃げた事に怒っていらっしゃるのかしら。
それともお皿とフォークを持ち出したから、返してくれと仰るのかしら。



これから一体どうなるのか、私には全く解りません。
ただひとつ解っているのは、私があの時の夜会で逃げた令嬢である事がバレたと言う事。

あの時サイラス様が私に色々聞いてきたのも、怪しいと思ったからなのでしょう。



でも、どうして私があのカフェにいるとわかったの?
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