覇狼


葉「ヒッ……」


麻「はづ……?」


葉月が背負う辛い過去は両親が死んでしまったことだけでいい。


すべて思い出してしまったら、きっと自分を攻めてしまうから。


葉月は優しい子だから。



だから………


麻「部屋、行こうか…?」


そっと寄り添う彼女。


とても葉月を想ってくれてるのが分かる。


もう、ねぇちゃんはいなくても大丈夫だよね……?



叔母の家から出れて、怯えることはなくなった。

荷物もちゃんと移動して、葉月の"家"もできた。


寄り添ってくれる彼女も、いる。




ちゃんと今を生きてる葉月に、



過去ニ囚ワレ続ケル汚イ私ハ、イラナイ……

















葉「………………ち、がう…………」







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