闘争少女【後編】完
生徒会室side_
「ルス……」
「…………………」
そう心配そうに声をかけたのはシキだった
どんよりとした生徒会室の空気
誰も口を開こうとはしない
顔に傷跡や絆創膏が貼られたルスが
見つめるその先に、冷静沈着なサドの姿がある
「サ、ド…さん……っ
申し訳っ…ありませんでした……」
頭を下げてルスは精一杯の謝罪をした
「サド……許してやったらどうだ」
そう口にしたのはソラルだった
そんなソラルの言葉にも何も反応をしないサド
最近、サドはとても
口数が少なくなってきていた
「失礼します……」
ルスの瞳は絶望感に満ちていた
生徒会室を出ようとする
ルスの後ろ姿をシキ、ソラル……
そしてサドは黙ってみていた