闘争少女【後編】完




「待て…………」


ルスがドアノブに手をかけようとした時



生徒会室の会長席にある
大きなソファ型チェアがクルリと回転した





「カロク、さん……?」





それは腕と足を組んだ
ルスを見つめるカロクの姿があった





「どこに行くつもりだ……
恐れることなんて何もない
お前はここに居ていいんだよ…」





そんなカロクの言葉に
目を見開いたルスの目に薄っすらと涙が




「カロクさんっ……
あ、ありがとうございます!!!」




今度はカロクに深々と頭を下げた




「……顔、あげろ

あと少しサドと2人で話がしたい
悪いが、3人は席を外してくれないか?」



「わかった、」はい、」わかりました」






会長の指示にすんなり
従う3人は生徒会室を出て行った






そしてカロクは
席を立ち上がりサドのそばへと歩み寄せた


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