メシトモ!
「あの、杉山さんにお礼が言いたくて」
「お礼ですか?」
予想外の話に少し間の抜けた声で聞き返してしまった。
「あの日、佐々木君にちゃんと話したほうがいいって言ってくれたんですよね」
「はい」
「佐々木君の性格からして、避けるように逃げた人を追うことはないから。どうして追ってくれたのって聞いたら、一緒にいた彼女に追えって怒られたって。照れながら言ってたから」
別に怒ってはいなかったのに。ちょっと必死だったから酷い顔をしていたかもしれないけど。
「杉山さんが追うように言ってくれたおかげで、佐々木君に謝ることができたんです。本当にありがとうございました」
紗希さんは深々と頭を下げた。
「やめてください。大したことはしていないので」
そう言うと紗希さんは顔を上げて、小さく微笑んだ。
「佐々木君から私のこと聞いているんですよね。それから"Maria Afternoon"のことも」
「小野さんのことはなんとなく。"Maria Afternoon"のことは、今日展示してあるデザイン画で気が付きました」
「お礼ですか?」
予想外の話に少し間の抜けた声で聞き返してしまった。
「あの日、佐々木君にちゃんと話したほうがいいって言ってくれたんですよね」
「はい」
「佐々木君の性格からして、避けるように逃げた人を追うことはないから。どうして追ってくれたのって聞いたら、一緒にいた彼女に追えって怒られたって。照れながら言ってたから」
別に怒ってはいなかったのに。ちょっと必死だったから酷い顔をしていたかもしれないけど。
「杉山さんが追うように言ってくれたおかげで、佐々木君に謝ることができたんです。本当にありがとうございました」
紗希さんは深々と頭を下げた。
「やめてください。大したことはしていないので」
そう言うと紗希さんは顔を上げて、小さく微笑んだ。
「佐々木君から私のこと聞いているんですよね。それから"Maria Afternoon"のことも」
「小野さんのことはなんとなく。"Maria Afternoon"のことは、今日展示してあるデザイン画で気が付きました」